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「もうすぐ子どもが生まれるから、もっと広い家に引っ越したい!」 「子どもがドタバタ動き回るようになって、今の家が手狭になってきた…」家族が増えるタイミングでの物件探し、ワクワクする一方で、お腹が大きかったり、小さなお子さんを連れての内見は本当に大変ですよね。一般的な不動産サイトのチェックリストを見ると「駅徒歩○分」「日当たり」「収納の多さ」などが並んでいます。もちろんそれも大事ですが…ちょっと待ってください!実は、大人が暮らしやすそうと思う部屋と、子どもが安全に過ごせる部屋は全く違います。子育て目線を持たずに家を決めてしまうと、入居したあとにこんなはずじゃなかった…と後悔することになりかねません。
こんにちは!私はこれまでに通算17回の引越しを経験してきた、双子含む3児のママです。また、建築学科を卒業しており、少し家には詳しい方です。私はこれまで、数多くの失敗と成功を繰り返しながら、たくさんの家を見てきました。その経験から確信しているのは、プレママ・子連れの引越しには、子育て層専用のチェックリストが必要であるということです。
そこでこの記事では、17回引っ越したからこそ気づいた「子どもの安全を守るための盲点」や、「入居後に後悔しないための設備チェック」、「当日の内見をスムーズに乗り切る神ライフハック」まで、私のノウハウを詰め込みました!さらに!印刷して当日の内見にそのまま持っていける「PDF版・内見チェックリスト」も無料でプレゼントしています。この記事を読めば、内見を最短で終わらせ、家族みんなが笑顔で暮らせる最高の我が家が見つかるはずです。ぜひ最後までお付き合いくださいね!
子どもを守る!17回引越しママが徹底解説!安全面チェック10項目
ここからは、17回の引越しを経験した私がたどり着いた、プレママ・子連れ内見で優先すべき安全面のチェックポイントを解説します。大人の目線だけを見ていると、思わぬ盲点に気づけないことがあります。ぜひ、自分が小さな子どもになった気持ちで、部屋を見渡してみてくださいね。
① お風呂のドア・ドアノブ
【チェック:勝手に子どもが入り込まない仕様・触っても安全な形状か?】
実は以前、小児科の先生から「家の中で子どもの事故が多いのはお風呂場」というお話を聞いたことがあります。大人がほんの一瞬目を離した隙に、子どもが浴室に勝手に入り込んでしまい、浴槽への転落などの重大な事故に繋がることが多いそうです。そのため、内見時は必ず「お風呂のドア」をチェックしてください。
- 子どもの手の届かない高い位置などに、外側からかけられる鍵(チャイルドロックなど)が付いているか?
- 後付けでチャイルドロックが設置できそうな形状か?
これらが確認できるだけでも、入居後の安心感が劇的に変わります。また、室内のドアノブ全般も、子どもがぶつかってケガをしないような形状か、手が届いても簡単に開けられない工夫ができるかを確かめておきましょう。
② 建具(たてぐ)の危険
【チェック:襖(ふすま)のサッシ等にトゲが刺さるような毛羽立ち・ささくれはないか?】
和室がある物件や、少しレトロで素敵な物件を内見するときに、絶対に触って確かめてほしいのが「襖(ふすま)や障子の枠、木製のサッシ」です。
実は私自身、子どもの頃に少し古めの和室がある家に住んでいたとき、木枠のささくれが手や足の裏によく刺さって痛い思いをしていました。そのたびに母にトゲ抜きで取ってもらっていましたが、子ども心に本当に怖くて痛かったのを覚えています。
ハイハイ期の赤ちゃんから、活発に動き回る幼稚園児くらいまでは、室内でスリッパを履かせるなどの対処も難しいですよね。 ささくれや毛羽立ちがないか、ママが実際に指でスーッと触って確認してあげてください。もし気になるガサガサがあれば、入居後にマスキングテープや保護カバーで対策できるか考えておくと安心です。
③ 窓・ベランダ
【チェック:よじ登っての転落の危険はないか?手すりの隙間や高さの確認】
子どもの悲しい転落事故を防ぐために、ベランダと窓のチェックは必須です。
- ベランダの手すりの高さは、子どもの身長に対して十分にあるか?
- 子どもがすり抜けてしまいそうな「変な隙間」はないか?
- 窓の近くに、子どもが踏み台にして登れてしまうような出っ張りや設備はないか?
まだ赤ちゃん連れだから大丈夫と思っていても、子どもの成長はあっという間です。よちよち歩きやわんぱく期を見据えて、二重ロックがかけられる構造かどうかも見ておきましょう。
④ 床の硬さ
【チェック:コンクリート直貼りなどで硬すぎないか?】
小さな子どもは、本当によく転びます。リビングや子供部屋になる予定の床が硬すぎないかも重要なポイントです。 賃貸物件の中には、フローリングの下がすぐにコンクリート(直貼り)になっていて、歩くとペタペタと硬く響く床もあります。
転んだときのケガ防止はもちろん、プレママさん自身が産後に膝や腰を痛めないためにも、少しクッション性のある床(遮音フローリングなど)か、あるいは入居後にジョイントマットを敷き詰めやすい間取りかを確認しておくと安心です。
⑤ 室内・目線の危険
【チェック:子どもの目線の高さに変な出っ張りや、つまずく段差はないか?】
大人の目線からは見落としがちなのが、壁や柱の「角」、そして「微妙な段差」です。
- 大人の膝〜腰くらいの高さ(=子どもの頭や目線の高さ)に、鋭利な角や変な出っ張りはないか?
- 和室と洋室の境目などに、子どもが派手につまずきそうな「数センチの段差」はないか?
特に、つまずきやすい段差は毎日のドタバタ育児の中で大人のプチストレスにもなります。事前に把握しておけば、クッション材などの対策グッズをあらかじめ用意できます。
⑥ コンセントの位置
【チェック:赤ちゃんの安全対策(ベビーガード等)がしやすい位置か?】
赤ちゃんが動けるようになると、大概興味を示すのがコンセントの穴です。
- テレビなどの家電を置く予定の場所に、安全に配線できるコンセントがあるか?
- 子どもが触りやすい床近くのコンセントに、カバー(ベビーガード)が浮かないで付けられる形状か?
コンセントの位置が悪いと、部屋の中に延長コードを長く這わせることになり、子どもが足を引っ掛けたり、コードをかじったりする原因になります。家具の配置をイメージしながら、コンセントの位置を確認しておきましょう。
⑦ 通気性・気密性(結露・カビ対策)
【チェック:カビの危険を五感で見抜く!換気しやすい環境か?】
子どもの健康(アレルギーや喘息)を守るために、結露とカビのチェックは絶対に妥協してはいけません。
ここで17回引越した私から、特大の注意ポイントがあります!実は、1階が駐車場(ピロティ構造)などで空洞になっている2階の部屋などは、下の冷気や湿気の影響で床が結露し、とんでもないカビ騒動に発展する危険性があります。私も過去にこれで大失敗しました…。
内見のわずかな時間でカビリスクを見抜くコツは、「五感(匂いと肌感覚)」です。
- 玄関を開けた瞬間に、カビ臭さやジメジメした湿度を感じないか?
- すべての窓がスムーズに開け閉めできるか?
- 隣の家と近すぎて、窓やカーテンすら開けられない(=換気ができない)状態になっていないか?
毎日、気持ちよく空気の入れ替えができる構造かどうか、窓を開けて確かめてみてくださいね。
⑧ 危険な虫の有無
【チェック:近くに発生源はないか?軒下までしっかり確認】
スズメバチやムカデ、毛虫など、小さな子どもが刺されたら大変なことになる危険な虫。入居後に悩まされないために、お部屋の外側も要チェックです。
- ベランダや共用部の軒下(のきした)に、蜂の巣の跡や、作られそうな隙間はないか?
- 物件のすぐ裏や隣に、手入れのされていない山、森、うっそうとした茂みがないか?
自然豊かな環境は素敵ですが、危険な虫の発生源になっていないかだけは、大人の目で冷静に見極めましょう。
⑨ ベビーゾーンの確保
【チェック:安全に赤ちゃんを遊ばせられるスペースが作れそうか?】
「リビングのこの一角にベビーサークルを置こう」「ここにプレイマットを敷こう」という、子どものための安全地帯(ベビーゾーン)が間取り的に確保できるかイメージします。 ドアの開閉スペースや、作り付けの棚の扉が干渉して、せっかくの安全スペースが狭くなってしまわないか、家具の配置をシミュレーションしてみるのがおすすめです。
⑩ 周辺の交通安全
【チェック:ドアを開けたら即車道?!飛び出しを防ぐバッファーがあるか】
物件の目の前の道路の交通量や歩道の狭さはもちろんですが、私が一番見てほしいのは、家の玄関ドア(またはゲート)から、道路までのバッファー(ゆとり空間)の広さです!
子どもによっては、パッと1人で外へ飛び出してしまうことがよくあります。 もし、玄関ドアを開けて数歩でガードレールのない車道に出るような物件だと、ドアをすり抜けて飛び出した瞬間に大事故になりかねません。 逆に、玄関から道路までに「お庭」や「アプローチ」「共有の敷地」などのバッファーがあれば、万が一子どもが飛び出しても、大人がその間に回り込んで確保する余裕が生まれます。この「心のゆとり」を持てる空間があるかは、本当に大切です。
入居後に後悔しない!暮らしやすさのために確かめたいこと
安全面がクリアできたら、次は毎日のワンオペ育児や家事をスムーズにするための「暮らしやすさ」のチェックです。ここを怠ると、入居したあとに「毎日がなんか疲れる…」というプチストレスが積み重なってしまいます。17回引越した私が、内見時に必ずやっている確認ポイントをまとめました。
① 不動産屋さんにストレート質問!「前住人の退去理由&近所トラブル」
内見中、案内してくれている不動産屋さんに必ず聞いてほしいのが、「前の住人さんの退去理由」です。
「これって聞いていいのかな?」と遠慮する必要はありません。私はいつも「退去理由ってわかりますか?」「子どもが動き回るので騒音トラブルが心配なのですが、過去にそういった問題はなかったですか?」とストレートに聞いています。
入居後に騒音などのご近所トラブルが起きることは、あなただけでなく、仲介した不動産屋さんにとっても非常に避けたい事態です。そのため、誠実な不動産屋さんであれば、知っている情報をちゃんと教えてくれます。ここで言葉を濁したり、適当にごまかしたりする業者は注意したほうがいいかもしれません。あわせて、お隣や上下階にどんな人が住んでいるか(単身者が多いのか、ファミリー層がいるのか)も、わかる範囲で聞いておきましょう。
② ベビーカーユーザーの必須チェック事項!動線の幅を測る
2階以上の部屋ならエレベーター必須ですが、それだけで安心しないでください。 内見当日に実物のベビーカーを持っていけない場合は、事前に自宅のベビーカーの幅と奥行きを必ず測っておきましょう。そして内見時、以下の場所をレーザースケール(光の採寸道具)で測ると便利です。
- エントランスからエレベーターまでの通路の幅
- エレベーターのドアが開いたときの有効幅
- 共用廊下で、他の住人とベビーカーを押したまま、すれ違える幅があるか?
毎日の保育園の送り迎えや買い物で、すれ違うたびにベビーカーを畳んだり避けたりするのは本当に大変です。また、玄関内や共有部にベビーカーを広げたまま(または畳んで)置けるスペースがあるかも忘れずにチェックしてください。
③ 育児の味方になる浴室・洗濯設備
子どもがいると、洗濯物の量が爆発的に増えます。また、お風呂の手間も大人の何倍もかかります。
- 追い焚き(おいだき)機能はあるか? ワンオペでお風呂に入れるとき、子どもの体を拭いて服を着せている間に自分のお湯が冷めてしまう…なんていうのは日常茶飯事。追い焚き機能は必須レベルで重宝します。
- 浴室乾燥、または室内の洗濯干しスペースはあるか? 花粉の季節や梅雨、ゲリラ豪雨の時期、子どもの汚した衣類を今すぐ部屋干ししたい!という瞬間が必ず来ます。突っ張り棒をガッチリかけられる構造か、備え付けのホスクリーン(室内物干し)があるかを見ておきましょう。
④ 家具家電の配置と搬入ルート
部屋は広いから大丈夫と思っても、大きな冷蔵庫や洗濯機、ファミリー用のベッドが通路をを通って部屋まで入るか?は別問題です。 せっかく新居が決まったのに、引越し当日になって階段の手すりに引っかかって冷蔵庫が上げられません!となる悲劇は絶対に避けたいところ。 玄関ドア、室内の廊下の曲がり角、エレベーターのドアのサイズなど、今の家電がちゃんと通るルートがあるか、サイズを測って確認しましょう。また、将来子どもが大きくなったときに部屋を家具で仕切って、子ども部屋をカスタマイズできそうかという将来性のチェックもおすすめです。
⑤ カーテンと基本の採寸
最後に、基本ですが忘れがちなのがカーテンレールの採寸です。 賃貸物件は窓のサイズが規格外なことも多く、入居日にカーテンが足りなくて外から丸見え!なんてことになるとプレママ期・子連れ期は本当につらいです。窓の横幅だけでなく、カーテンレールから床までの高さも正確に測っておきましょう。
つわり・子連れ対策!内見当日をスムーズに乗り切る4つの神ライフハック
お腹が大きいプレママさんや、元気いっぱいのお子さんを連れての内見は、想像以上に体力を消耗します。 ただでさえ大変な当日を最小限のエネルギーで、かつ最大限の成果を出して乗り切るために、私が17回の引越しでたどり着いた4つの神アイテムとライフハックをご紹介します。
① プレママのつわり対策:エチケット袋と飴をバッグに忍ばせて
妊娠中の物件探しで一番恐ろしいのが、移動中や内見中に突然やってくるつわり(吐き気)です。 ここで絶対に知っておいてほしいのは、内見中の物件のトイレは、基本的に水が流れないため使用できないということです。近くにコンビニや公衆トイレがすぐにあるとは限りません。 つわりがある時期は、万が一に備えてエチケット袋を必ず持参し、口の不快感を和らげる飴やタブレットをポッケに忍ばせておきましょう。
② 子どものトイレ対策:家を出る直前に必ず行かせる!
お子さん連れの場合も、まったく同じ理由でトイレ問題が超重要になります。内見がスタートしてから「ママ、トイレー!」となると、不動産屋さんの車で近くの施設を探すことになり、大幅なタイムロスになります。 内見に向かう前、あるいは不動産屋さんの店舗を出る直前に、今は出なくても、必ず一回トイレに座らせるを徹底してください。これだけで当日の安心感が全く変わります。
③ 飽きさせない工夫:お気に入りのおもちゃ(音の出ないもの)を持参
親が採寸したり、不動産屋さんとお話したりしている間、子どもにとっては退屈な時間です。退屈が限界に達すると、ぐずったり、お部屋の中で暴れて壁や床を傷つけてしまうリスクがあります。 お気に入りの絵本やぬいぐるみなど、片手で持てて、床を傷つけず、音が出ないおもちゃをいくつか用意しておき、親が集中して部屋を見たいタイミングでサッと渡せるようにしておきましょう。
④ 時短の神アイテム:メルカリで3,000円前後の「レーザースケール」を買うべし!
子連れ内見を大成功させるための最大の秘密兵器が、光で距離を測るレーザースケール(レーザー距離計)です。メルカリなどで、手のひらサイズの小型なものが3,000円前後から購入できます。Amazonや楽天でも4,000円程度から購入できますが、そこまで使う機会が多いものでもないので、メルカリの安価な物で充分だと思います。
これがなぜ神アイテムなのかというと、理由は2つあります。
- 圧倒的な時短(子どもが飽きる前に終わる): 通常のメジャーだと、2人がかりで端と端を持ったり、家具を避けながら数分かけて測る場所が、壁にピッと当てるだけでわずか1秒程度で正確に測れます。内見全体の時間を大幅に短縮できるため、子どもが飽きる前に内見を終わらせることができます。
- 子どものケガを防ぐ: 金属製の長いメジャーをシャカシャカ広げていると、子どもがおもちゃだ!と思って触りたがります。勢いよくメジャーが巻き戻ったときに、子どもの指などを切ってしまう危険があります。レーザースケールなら、そうしたケガの心配がなく、安全に採寸ができます。
まとめ!チェックリストを印刷して、最高の我が家を見つけよう!
プレママ・子連れでの引越しは、準備も当日も本当にエネルギーが必要です。 でも、大人の都合だけで選んだ家ではなく、子どもの命を守る安全面と育児をラクにする動線をしっかり見極めて選んだ家は、入居したあとの家族の笑顔を何倍にも増やしてくれます。
今回ご紹介したチェックポイントを1冊にまとめた「PDF版・プレママ・子連れのための賃貸内見チェックリスト」は、下記のリンクから無料でダウンロードできます。ぜひA4用紙に印刷して、当日はペンとレーザースケールを持って、内見に臨んでくださいね。
あなたの新しいお家が、家族みんなにとって世界で一番安心できる、素敵な場所になりますように!
